山崎見てきました

推敲すると面倒い

毎週、二つくらい書こう、とか考えているのですが、案外難しいことに気づきました。
一ヶ月持たないことに自分で衝撃を受けています。
特に、仕事的な何かなカテゴリは、自分の中で話していたことを分解して再構築して、推敲しなおして書いているので、なかなか難しいです。
その割に、読み返すとぐんにゃりするのですが。

推敲しなくても面倒い

と言うことで、日常的なコトは適当にぐだぐだ書こう、と思っているのです。
自分の中で「書くクセ」を付けないとやっぱりいざって時に伝えられないし、考えておかないとこれまた伝えられませんから。
でも、それはそれでまた面倒いというか、難しいです。
結構、「思ったことを書く」だけでも難しいのですね、うむむ。

人に言うのは簡単なんですけどね、「お前もっと考えて書けよー」とか。

山崎に行って来ました

と言うことで、本題。
先日、山崎蒸留所に行って来ました。

山崎蒸留所は日本で最初のシングルモルトウィスキーを作った工場として有名ですね。
モルトウィスキーってのは、「大麦だけで作ったウィスキー」のことです。

ちなみに、ウィスキーの原材料ってそもそもなんやねん? といいますと。
スコッチ:大麦だけ
バーボン:とうもろこしメインでライ麦とか大麦とかも混ぜる
ライ:ライ麦と小麦と大麦
ってことで、だいたい「大麦、小麦、ライ麦、とうもころし」を使うみたいですね。
私はスコッチとバーボンしか飲んだことがないのですが、バーボンの方の印象としては「甘い匂いのくせに、口に入れたらしびれる」感じです。

で、シングルモルトウィスキーってなると、「一つの蒸留所で作ったモルトウィスキーを混ぜて作ったもの」です。
複数の蒸留所で作ってる奴を混ぜたのはそのままブレンデッド、とか言うみたいですね。
同じサントリーだと「響」がそれだったかと思います。

え、混ぜるんだ

ってことで、シングルモルトって私、「全然混ぜない」と思ってましたけど。
どうも混ぜるらしいですね。

山崎蒸留所での製造工程を見てきたのですが、いろんな木の樽を使ったり、蒸留過程でも違う機械でやったりしてました。
ってことで、これらを的確な配合で混ぜて、「山崎」の味が出来るってことだそうです。
あ、最後はそういうなんか「職人芸」の世界に行くんだ、というのが驚きでした。

ビールとかって、大量生産する気マンマンのブレンドとか全然してない感じの、金物の機械の中でブシャーゴウーンギャシャーって感じのイメージじゃないですか。
いや、ビールのほうも工場見学行ったんですけど「今日は工場稼働してないんですよねー」ってことで無人の工場案内されただけなのでつまらなかった記憶しか無くて。

それに比べると、ウィスキーはなんだか「人の手が入る隙間がある」ことを強く感じました。
熟成の過程とかもそうなんですけど、日本にしかない「ミズナラ」の熟成とかは長期熟成に向いていてー、みたいな話を聞くと、なんとなくわくわくしました。

なんかこう、「配合」とか「職人の勘」とかすごいカッコイイと思ってしまう、そんな私です。

結構楽しかったです

んで、山崎と、山崎12年、あと山崎の白州蒸留所で作ってる「白州」の試しのみが出来ました。
それぞれ飲んでみたのですが、やっぱり山崎12年が一番美味しかったです。香りがフルーティーというかなんというか。

ところで、山崎と白州の二つは、何年モノなのでしょう……

まぁ、あんまり取り留めのある感想ではないのですが。
結構見て楽しかったなぁ、というのが正直な感想でござんした。

まぁ、また機会があったら、どっか工場見学しにいきたいっすね。